KO-SHI KAI

講志会

日本民謡幸真会二代目会主・民謡指導家

児玉 宝謹YOSHINORI KODAMA

新しい日本民謡の指導者を創りたい

民謡界進化のために歌い手個々の特性を加筆して遺していく加筆型民謡譜を考案

この星の元に生まれたようで、思い切って二代目を継ぐことになりました

手前どもは日本民謡幸真会と申します。基本的には日本民謡の啓発、指導、演奏といったことを、父の代から手がけております。
父はサラリーマンだったんですが、民謡を趣味にしており、時代も良かったせいもありまして、だんだん仕事と会社と趣味の割合が逆転してしまいまして、長年の夢だった民謡を本業にするという風にシフトいたしました。その後ちょっと下積みが長かったんですけれども、87年にようやく念願がかないまして、日本民謡幸真会を立ち上げました。
しかし3年後の90年に56歳で亡くなり、その時22歳だった私が最初は跡を継がないと言っていたんですけれども、どうもこの星の元に生まれたようで、思い切って二代目を継ぐことになり今年で27年目になります。

指導者を育成する専門学校の設立計画を今現在進めている

僕はとにかく自分で演奏するよりも、人に伝える、教える、育てるというのがすごく好きなんですね。
まずそういった方々、お稽古をしたいとおっしゃる方々、に広く日本民謡と接していただいて、楽しんでいただきたいというのがまず一つ。
それと私一人では限られていますので、最低限わたくしのレベル、願わくばわたくし以上の若い世代に第二第三の、指導者になっていただきたい。
それに関しましては、実は学校構想というものがありまして、もともとは日本の伝統文化、現在は古今東西文化、古きも新しきも東洋も西洋も、すべてにおいた、人間が今まで培ってきた文化ですね。
そういったものの実践者並びに、指導者を育成する、そういった専門学校の設立計画を今現在進めております。
これに関しましては、実は学校だけでやりくりしていけるような時代ではございませんで、いろいろな方々と手を組んで、相互にリンクしていきながらやっていかなければならない時代に益々これからなっていきますので、そういった意味で、まずコミュニティを作りまして、で、その中でいろんな文化のパフォーマンスなり、ライブなりイベントなりを、わーとそこで繰り広げていきましてですね、専門志向の若者がいましたら、学校の方に誘致する。で、学校で学んだことを、また今度コミュニティに帰って成果を発揮していただく。
そしてまたそこを卒業して、今度は国内全部、あるいは世界中へ羽ばたいていって、そのまま活躍していっていってもらうのもよし、またふるさとに戻ってきていただいて、後進の指導に当たってもらうのもよし、そういう風な活動を今展開していっているところでございます。

ライティアという楽譜を考案しました

日本民謡なのに、横文字の名前かってお感じかもしれませんけれども、これは、世界中に、まずいろんな人にわかってもらいたいということがありまして、敢えて広げていくものに関しては、敢えてこの名前を使っております。ライティアというのは、書く、「write」ということと、「idea」っていうものの二つの造語で、わたくしが考案いたしました。

日本民謡というのは楽譜がない世界なんです。楽器に関しましては、三味線とか尺八とか、お太鼓鳴り物とか、っていうのは昭和の初期までにすべて整備されたんですけども、民の謡(たみのうたい)と書きながら、うたの楽譜が未だに存在しない。
これは歌い手個々の節回しの違いが、民謡の良さだということなので、この楽譜というと、西洋の五線譜を思い浮かべるわけなんですけど、細かなとこまで表現できる、あの楽譜とは、日本民謡とはちょっとそぐわないということで、これ楽譜化無理だよね。って言う風に長い間考えられてきたワケです。

しかし、不幸なことに、口伝えで、してくださってた、方々が突然いなくなる可能性がある。
音源と併せて紙媒体のデータ、この二つが揃ってないと、保存にはならない。そして、伝えることも難しくなってくるそこにおいて、まず楽譜にいたしましょう。
でも、歌い手個々のていう風なことになってくると、なかなかそこが表現しにくいところ、と言って例えば、黒田節を歌いますって言って、ソーラン節歌ったら、それは違いますよね。

つまり、最低限これは黒田節である、これはソーラン節である、と最低限の要素、は存在するわけです。ならば、それだけをまずは遺しておいて、そのあとの歌い手個々の特性っていうものは、加筆して遺していく、っていうことがいいんじゃないか。ということで、加筆型民謡譜っていう新しいやり方を考案いたしまして、表記法というものを開発しました。これは手前どものものを会のお教室の中で会員さんが皆が使っていただいていまして、従来難曲、難しい曲と言われていたものが、録音を聞いて、楽譜を見たら、すぐ歌えるような状態になっている。そういう実績が伴っておりますので、これも併せて広めていけたらな、と。でもちろんこれを超える素晴らしいものができたら、他、全然民謡界進化として喜ばしいので、全く自分の足跡にこだわることは全くなくて、これを土台にしてもっと新しいものができた、そりゃもう喜んでそちらに譲りたいと思っていますしそこからさらに発展していけば、これほど喜ばしいことはないな、とこういう風に考えております。

日本民謡幸真会二代目会主・民謡指導家 児玉 宝謹こだま よしのり

民謡界進化のために歌い手個々の特性を加筆して遺していく加筆型民謡譜を考案

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