KO-SHI KAI

講志会

紙匠雑貨エモジ 店主

早馬 一雄HAYAMA KAZUO

無くなっていく紙本来の文化を遺したい

ペーパーレスの中で、消えていきつつある紙の良さをいろんな人に知ってもらいたい

紙をいろんな方に使っていただいて、商品として手に触っていただく店作り

お店でやっております、オリジナルノートづくり。
こちらはいろんな紙を手に触ってもらって、好きなノートを作っていただくものであったり、それを使ってメモ帳であったりとか、っていうのを商品にしていくことですね。
あとはワークショップとか実際紙を使って、何かものをつくるってことをしています。

ひとつひとつの紙のストーリーを伝えたい

一般の方的には、目に見えるところでしか紙は見ていらっしゃらないと思うんですけど、その紙ひとつひとつにできあがってくるストーリー的なものとか、必要にかられて出来てきたものとかがいっぱいあるんですけども、それを知らずになくなっていってる紙も多いので多くの人にそれ知ってもらいたいってところですね。

例えば、わかりやすいところで言えば、トイレットペーパーですよね。
トイレットペーパーなんかはコピー用紙とは違って、肌触りであったり、吸水であったりっていうことを考えてメーカーさんはお作りになっておられますし、例えば、段ボール、ケース一つとっても、やっぱり軽くて丈夫でなんかあったりというのを、ま、日々考えてメーカーの方がお作りになってる、そういう紙って多かったりするんです。そういうのをやっぱり知らずになくなっていっちゃうっていうのは、ちょっと悲しいかな、とも思いますし、そういう機能を持って生まれてきている紙なので、もっと他に転用もね、あったりするのではないかな、と思います。

例えば、お車乗られる方であったら、ちょっとわからないんですけど、においのついてるシート、車のね、芳香剤みたいな、あれもともとコースターなんですよね。コースターは水を吸い込むっていう力がありますんで、そういうフレグランスのシートはその香りを吸い込ませて、で、こう発散させるっていう、そういう機能が吸い込むっていう機能が同じであったりとか、そういう機能を別のところだったりとか。

紙文化を遺すのは使命的なもの

情報を誰かに伝えるための紙、っていうのはなくなっていく、と思うんです。
でも文化を伝える紙っていうのがなくならないと思うんで、逆に文化を伝えるための紙なのに、値段とかいろんなからみで、そうじゃない別の紙が使わるようになっているので、もう一度そっちの方には戻していきたい、本来使っていた紙を使って、本来の行事ごとであったりとか、封筒ひとつとっても、昔はこういう紙を使っていたのに、今は、その値段とかそういうのに負けてしまって、そこの部分が継承されずに形だけが残っているものをもとに戻していきたいとは思いますね。それが今後紙が残っていく、ひとつの道かな、と思っております。
やっぱり文化を遺すのは、引継いだ文化ですので、次に残すのは、義務とまではいきませんけど、ひとつ仕事しているうえでは、使命的なものではあるのかな、とは思います。

和紙のものが多いですよね。お祝い袋になってる和紙のものであったりとか、あとは、これは文化というのかどうかわからないんですけど、お正月に使う箸袋であったりとかね、そのへんも、もともとは和紙を使って、包まれていたものとか。包む文化っていうのは日本は昔からありますんで、ちゃんと包装されていたものが、ビニール袋に変わってるとか、その辺ですね。

デザイン学校などで伝えています

一つの紙に深く絞っていると、もう、とてもじゃないけど時間がいくらあっても足りませんので、まずは基礎的な知識ですよね。大きさであったりとか紙のなりたちであったりとか、あと流通の監修であったりとか紙業界は結構閉鎖的なんで、一般の方々がどこで紙を仕入れたらいいとか、この紙はなんだ?って聞く場所が意外とあるようでないので、そういうのにも、聞くのにも基礎知識がないと聞くに聞けない、と思いますので、そういう基礎的な事から、まずみなさんに伝えていければなと思います

紙匠雑貨エモジ 店主 早馬 一雄はやま かずお

ペーパーレスの中で、消えていきつつある紙の良さをいろんな人に知ってもらいたい。

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